こんにちは。
金投資についてはしばらくご無沙汰でしたが、最近また勉強を再開しています。

今回は第3弾です。今日は金投資のデメリットおよび金鉱株との比較について考えていきたいと思います。
前回記事はこちら。
金投資のお勉強1|金投資の特性・需給・価格推移(長期チャート)
金投資のお勉強2|金投資のリスクを考える
金投資のデメリット
利子・配当がもらえないーあくまでキャピタルゲインのみ
金投資を他の投資と比較した際にはひとつ残念な点があります。それが利子・配当が貰えないと言う点。
金投資はコモディティ投資のため、株式投資のような配当所得(インカムゲイン)がありません。また債券のように利子がもらえるわけでもないので、あくまでも利益はキャピタルゲインのみです。
つまり、金でお金を増やそうと思ったら金価格の値上がりに期待する以外ないということですね。
思った通りに値上がりすればいいですが、そうでない場合は儲かることはありえません。もちろん値段が下がったときは含み損をかかえることになってしまいます。
金価格が上昇するほど生産量が増えてしまい価格上昇が抑えられる
金は大部分が金鉱山で採掘されます。金鉱山での生産は採掘にあたってのコストが高いため常に稼働率が高いわけではありません。
金価格が安いときは稼働率は通常モードです。ですが、金価格が上昇すると金鉱山の稼働率が上昇し、稼働率が上昇すれば、金の生産量も増加します。
金の生産量増加は供給の増加を意味するため、需要と供給の関係で見れば金価格の上昇を抑える働きをするのです。
金鉱株との比較
次はゴールドと金鉱株について考えていきたいと思います。
金鉱株で考えるべきAISCとは?
金鉱株について考えるうえで重要になってくるのがAISC(all in sustainable cost)という概念です。AISCとは「地中から1オンスの金を掘り起こすときにかかる全てのコスト」を意味します。
AISCが高いということは金採掘にかかるコストが高いということを意味します。逆に言えば金価格がAISCを超えたとき、利益の伸び率が高くなるということです。
主な金鉱株と企業別AISC
主な金鉱株銘柄に以下があります。AISCについても掲載しておきます。(2020年の数字です)
上から順に金のAISCが高いですが、同時に地下資源が豊富で確認埋蔵量が大きいようです。
- ハーモニー(HMY)(南ア) AISC=1207ドル
- ゴールドフィールズ(GFI)(南ア)AISC=1098ドル
- アングロゴールドアシャンティ(AU)(南ア)AISC=992ドル
- キンロスゴールド(KGC)(加)AISC=983ドル
- ニューモント(NEM)(米)AISC=966ドル。
- アグニコイーグル(加)(AEM)AISC=938ドル
- バリックゴールド(GOLD)(加)AISC=894ドル。
金を買うべきか金鉱株を買うべきかのポイントについて
金価格が一本調子で上昇するようなカンカンの強気→金鉱株の確認埋蔵量上位銘柄を買うべき
金価格に紆余曲折が予想される場合(長期投資もこちら)→ゴールドのETFなどを買うべき
おわりに
以上、金投資におけるデメリットと金鉱株についてでした。
現在は金利上昇局面であるため、金価格はふらふらしており上昇局面ではないです。ただインフレも進んでいるので相対的に割安になってくれば金投資も選択肢に入ってくるのではと思います。
以上金投資のお勉強でした。最後までお読みいただきありがとうございました。