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債券投資のお勉強|米国債ってETFと生債券どっちを買うべき?

こんにちは。

最近、債券投資、特に米国債への投資を検討中です。

債券投資を検討する際で必ずぶち当たる壁は

「で、米国債って具体的に何を買えばいいの?」

という問題です。

これについては大きく2つの回答の方向性があります。

  • ETF(投資信託)を買うべき
  • 生債券(証券会社が売り出している債券)を買うべき

この2つはどちらも長所と短所があって投資家によって正解は異なると思います。

今回はETFと生債券どちらを買えばいいのかについて詳しく掘り下げて考えたいと思います。

 

債券ETFのメリットとデメリット

債券ETFとはポートフォリオの大部分を債券が占める上場投資信託(ETF)のことです。
具体的にいうと大きなバスケットのなかに個別の債券がたくさん詰まっているイメージです。

投資家は保有している持分に応じて分配金が配当されます。

ちなみに米国債ETFは東京証券取引所にも上場しています。

とはいえ、米国株市場で上場しているETFのほうが流動性があるので米国株市場のETFを前提としたいと思います。

債券ETFのメリット|流動性が高く証拠金になる

債券ETFの1番のメリットとしては「売買が容易」ということが挙げられます。
ETFなので取引時間であれば自由に売買ができるので、売りたい時に市場価格で売却することが可能です。

また、多くの債券ETFは毎月分配です。毎月分配金が入ってくるというのも個人投資家にとっては嬉しいポイントです。

また地味なメリットとしてETFは証券口座で管理するため、信用取引等での保証金の役割として機能します。債券は現物で保有して、株式を信用取引で購入するなどという芸当も可能です。生債券の場合は別管理となるため信用取引の保証金としての役割を担うことができません。

売却前提で債券を保有される方やレバレッジ取引を主体とする方やにとってはETFのほうが都合がいいでしょう。

債券ETFのデメリット|価格・分配金の変動リスクがある

逆にデメリットとしては、毎月の分配金が不安定というのが挙げられます。固定された分配金がもらえるわけではない点は生債券との大きな違いです。

また細かな点ですが、債券ETFには信託報酬(経費率)が発生する点もデメリットです。もっとも流動性のある債券ETFの経費率は0.05%などごく僅かなので、そこまで気にすることはないと思いますが。

もうひとつ、ETF自体に価格変動リスクがあるのも大きな不安要素です。特に2022年のような金利急騰局面では債券価格は下落します。

債券ETF代表のAGGは年初から価格下落

 

さらに言えば2022年のような金利急騰局面においても債券金利に分配金が追いつかないのも残念な点です。

たとえば、2022年11/16時点で、米国債2年の金利は4.3%です。(米国債券10年は3.8%弱)

 

一方で債券ETFの分配金は2022年11月1日でも0.21ドルです。年換算すると0.21×12=2.52%。仮に96.95ドルで購入した場合でも、利回りは2.6%程度に留まっています。

ただし、この点は表裏一体で、金利低下後の低金利の局面においてはETFのほうが多くの分配金がもらえる可能性もあるかと思います。

要は購入タイミング次第ですね。

 

生債券のメリットとデメリット

生債券のメリット|安定した金利収入+満期まで待てば元本が確保できる

次に生債券についてメリットとデメリットを述べていきます。

生債券って言い方をしていますが、要するに証券会社から直接買う債券のことです。

まず生債券の大きなメリットは固定された金利収入を得ることができる点です。どのくらいの金利がもらえるかは債券の購入時点で明らかですし、利払の日程、償還日についてもあらかじめ記載されています。(商品によっては金利がもらえないゼロクーポン債や償還日が変動するコーラブル債もありますが、ややこしいので説明は省きます)

また、償還まで待てばデフォルト等のことが起きない限り、投資元本が毀損されることなく元本が戻ってくるのもETFにはないメリットです。

生債券のデメリット|市場で売却できない

次に生債券のデメリットですが、一番のデメリットは「売却したい時に市場で売却できない」というのが挙げられます。厳密にいうと証券会社が債券を買い取ってくれるのですが、結構ディスカウントされた金額での買取になります。なので売却ありきで考えた場合は、生債券は結構厳しい商品かなと思います。

特に注意したいのは海外転勤など外国に居住する可能性がある方です。

海外に住民票を移す場合は基本的に証券口座は休眠もしくは解約を行わなくてはならず、休眠、解約いずれの場合でも外国商品は売却が必要になります。

「売るつもりはなかったのに海外転勤のせいで外国債を売却せざるを得なかった」
(しかも大幅な割引価格で)

調べていて、これが一番最悪のシナリオだと思いました。

また、債券ETFのところでも触れましたが、生債券の場合は信用取引の証拠金としての役割は担えません。このように資本効率が悪い商品である点にも注意が必要かと思います。

 

まとめ

以上、債券ETFと生債券について解説してきました。ざっくりとまとめると以下のような感じでしょうか。

  • 売却を前提とするならETF一択
  • 売却しない場合は金利の見通し次第。今回のような金利急騰局面であれば生債券がお得な場合もある

これは身も蓋もないことですが、両方に共通して言えることとしては「債券投資もタイミングが重要」です。

たとえば今後も金利が上昇すると考えるのであれば債券ETFも生債券も今が買い時ではありません。債券ETFの価格はもっと落ちるし、生債券の利回りも改善するので、金利がピークをつけたタイミングで買い出動すべきです。

以上、債券についてでした。次回はおすすめの銘柄等について語っていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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