どうもー。
最近はロシア株を熱心に勉強しています。
今日はロシア株について説明していこうと思います。

(写真はロシア第2の都市サンクトペテルブルク)
ロシア経済の現実|エネルギー産業頼みの一本足国家
まずロシア経済の概要からです。
ロシアはクリミア併合の問題から、欧米および日本から経済制裁を受けています。
当然経済状況も悪化していると思われがちですが、2017年のGDPは3年ぶりにプラス成長(プラス1.5%)となり、経済制裁中にもかかわらず景気が回復しています。
なぜロシア経済が回復したかというと原油価格が高騰したからです。
ロシアの主要産業は原油などのエネルギー産業なので、エネルギー価格と景気に密接な関係があります。
逆に言えばエネルギー価格が下落すれば再びロシア経済は低迷すると思われます。
このようにエネルギー価格の一本足経済というのがロシア経済の現状です。
国家財政は堅実|政治リスクも少ない
ロシア=危ないと思われがちですが、国家財政面を鑑みると決して悪いことばかりではありません。
実際GDP以外の経済指標はかなり優秀で、貿易収支は5年連続黒字、経常収支は1998年以降毎年黒字です。
また、政府の借金(政府総債務残高)も対GDP比17.5%と少なく、外貨準備額も豊富です。
財政面は非常に優秀だと言えるでしょう。
また、ロシアはプーチン大統領というカリスマが国家元首です。プーチン大統領が健在である限りは政治的リスクも限定的です。
このように、国家財政、政治的リスクという側面からみればロシアは投資に値する新興国なのです。
割安すぎるルーブルとロシア株
原油価格の上昇を反映していないロシアルーブル
ロシアの通貨はルーブルと言います。
ルーブルはもともと原油価格と相関のあるのが特徴でした。
しかし、ここ最近は原油価格が回復したにもかかわらず、ほとんど反映されていません。
(ルーブル/円の5年足チャート)
原因としては2018年以降、新興国通貨が軒並み下落した影響を受けていると思われます。
ロシア株はPER、PBRともに割安水準
2018年8月現在、ロシア株の平均PERは6.8倍、平均PBRは0.7倍です。
これはトルコに次ぐ割安水準です。
(参考)わたしのインデックス
参考までに日本株の平均PERは12.7倍、平均PBRは1.4倍です。つまり、現在のロシア株は割安で魅力的な水準なのです。
為替も株も魅力的な水準の新興国など滅多にありません。もちろんロシアはまだまだ新興国ですからその他諸々リスクはありますが、リスクに見合うリターンが還ってくるのではと思います。
おわりに
一度総括します。
- ロシアは現在経済制裁中。最近は原油価格上昇によって経済回復
- ロシア経済はエネルギー産業次第
- 国家財政、政治的リスクはともに限定的
- ロシア株は割安水準
このようにロシア株はリスクもありますが、決して全てが悪いというわけではなく投資妙味があるような気もしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。