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SBI証券で「担保貸株」から「貸株」へ振替する方法

SBI証券では貸株には2種類あります。ひとつが「貸株」もうひとつが「担保貸株」です。

「貸株」はいわゆる一般的な貸株制度で、担保貸株はSBI証券独自の貸株制度です。デフォルトは担保貸株です。

貸株と担保貸株にはそれぞれメリット、デメリットあって一概には述べられないのですが、私は「担保貸株」より「貸株」のほうが圧倒的に好きです。
(担保貸株と貸株の比較は難しい話なので、ブログの最後にまとめました)

なぜなら「貸株」の場合、株を保有しているだけでお金が安定的にチャリンチャリン入ってくるからです。

あくまで参考ですが、「貸株」に設定しただけで2023年8月は3283円貸株金利収入で稼ぎました。

「担保貸株」には半年ほど設定していましたが、いままで金利収入をもらったことはありません。

このように、担保貸株ではなく貸株に設定することで貸株金利収入を得ることが可能になります。

というわけで、今日は担保貸株から貸株に設定し直す方法を解説したいと思います。

ちなみにですが、この設定変更めっちゃ面倒です。(SBI証券もあまり変更してほしくないのが本音だと思います)

以下で詳しく解説していきますので、覚悟してご覧いただければと思います。

 

担保貸株から貸株に移行する方法

まず概要だけ説明します。担保貸株から貸株に設定変更するためには2段階の作業が必要です。

  • 担保貸株を解除する
  • 貸株の設定を行う

ちなみに「担保貸株の解除」には最低2営業日必要です。この時点で(うわ〜)と思った方もいるかもしれませんが、やること自体は難しくないので大丈夫です。

それでは、それぞれを詳しく見ていきます。

「担保貸株」を解除する方法

まずは第一段階。担保貸株を解除する方法を説明します。

ログインしたあと、

口座管理→口座(円貨)→貸株→貸株残高→銘柄別設定変更

次に担保貸株を解除したい銘柄にチェックをつけて下部にある「一括変更」をクリックします。

そうすると銘柄ごとの詳細変更画面に移るので、「担保貸株設定」の項目で「担保貸株を利用しない」にチェック。
取引パスワードを入力して「変更確認」をクリックしてください。

以上で担保貸株の解除は完了です。

「貸株」の設定を行う方法

次に貸株の設定を行う方法です。

先述のとおり、担保貸株の解除には2営業日かかります。2営業日経たないと貸株設定はできないので、担保貸株が解除された後にこちらの作業を行ってください。

「貸株」の設定方法は以下です。

ログイン後→口座管理→口座(円貨)→貸株→貸株振替→振替先指定:貸株へ振替にチェック

そのうえで振替明細指定の項目に銘柄一覧が表示されていると思うので、貸株に設定変更したい株をチェックして「振替確認画面へ」をクリック。

確認画面に移るので取引パスワードを入力して「振替実行」。

以上で貸株の設定は完了です。

おわりに

以上、担保貸株から貸株への設定変更方法でした。ここまでお疲れ様でした。

非常に面倒ですが、設定変更するだけで安定した金利収入が入ってくるので手間をかける価値はあると思います。

とはいえ、貸株と担保貸株はそれぞれメリット、デメリットがあります。必ずご自身で情報を吟味のうえ、自己責任で設定を行うようお願い申し上げます。

最後に、貸株と担保貸株についての補足です。結構内容は難しいですが、ここまでお読みいただいた方であればご理解できる内容かと思います。

 

補足|貸株と担保貸株について(上級者向け)

貸株と担保貸株の比較

「貸株」と「担保貸株」について補足します。

まず「担保貸株ってそもそも何?」という方もいらっしゃるかと思うので、SBI証券の公式ページのリンクを貼っておきます。

SBI証券|担保貸株サービスの特徴

次に「貸株」と「担保貸株」を比較していきたいと思います。これはSBI証券公式HPのこちらの表が詳しいです。
記事にも表(2023年9月現在のスクリーンショット)を掲載しておきます。

詳しくみていきましょう。

まず貸株から説明します。

貸株の場合、分別管理対象外です。なので万が一証券会社が倒産した場合、貸し倒れしてしまう可能性があります。※
※ただし証券会社が倒産した場合、分別管理されていない場合でも、日本投資者保護基金から1顧客当たり1,000万円を限度として補償があります。

一方で証券会社で指定された貸株金利が期間に応じて付与されるので金利収入が安定的にもらえるのがメリットです。

 

次に担保貸株の説明です。

担保貸株の場合、分別管理されているので万が一証券会社が倒産した時でも相当額が補償されます。また信用取引の担保として利用することが可能です。

一方で貸出金利は抽選に当選した者にのみ払われるので貸株で得られる金利収入が不安定になります。また、当選するか否か、当選しやすいかしにくいかはブラックボックスです。少なくとも現時点では、個人投資家側で確認できません。
(もしかしたら当選した場合は通知が来るのかもですが、当選したことがないので全くわかりません)

ちなみにわたしは半年ほど担保貸株の設定をしていましたが、いままで当選したことはありませんでした。

個人的見解

担保貸株のほうがいいのか、貸株のほうがいいのか。

これは各個人での判断になると思いますが、個人的には2023年時点でSBI証券が倒産する可能性は非常に低いと考えているので、信用取引をガツガツやりたい人以外は「貸株」でいいんじゃないかな、と考えています。

蛇足ですが、とはいえ私の場合は信用取引も行っているので、信用取引の担保も一定程度持っておきたいと思っています。
そのため、貸出金利の高い銘柄は「貸株」に設定して、貸出金利が低い銘柄は「担保貸株」に設定する感じで設定しています。

 

最後に、いままで述べた情報はあくまで私個人のリサーチに基づく判断です。情報に誤りがないとは言い切れません。
最終判断は公式HP等、各種情報を吟味したうえでご自身の責任で行うようお願い申し上げます。

 

 

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