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投資 外国株

【高配当】中国株投資を勉強している理由

    どうもー

    最近は中国株のお勉強もはじめました。
    日本株よりリスクはあるものの、リターンもそれなりに狙えそうだと思っています。

    中国株をゼロから勉強するのは正直ハードルが高いです。
    今日は私が今まで学んできた中国株の現状を紹介していきたいと思います。

     

    中国経済の現実:高成長時代は終わった

    中国経済は1980年代より高度成長がはじまり、年7~10%台の成長を記録していました。

    2010年台より減速に転じたものの、2017年にはGDP6.9%増とわずかながら回復の兆しをみせています。

    しかしながら、決して楽観視できる状況ではなく、2018年の経済成長目標は6.5%。

    ビッグマウスの中国政府らしからぬ控えめな目標です。
    中国全人代開幕、18年成長目標6.5%で維持 金融リスク引き続き注視

    背景には、①4兆元投資の影響による需要の先食いが起きていること、②それに伴う民間債務残高が膨大にあることがあります。
    詳しくは説明しませんが、企業や地方自治体の借金がものすごい額積み上がっていて、いつ爆発してもおかしくない状況なのです。

    そのため、中国経済の減速は不可避であり、高成長時代は終わったと言われています。
    次なる課題は「安定成長できるかどうか」「暴落を迎えることなくソフトランディングできるかどうか」で、これがクリアできるかどうかに全てがかかっていると言われています。

    この点については中国当局もリスクを十分に認識しています。

    (ちなみに中国のマクロ経済はこちらの書籍で勉強するのがオススメです。)
    中原圭介の経済はこう動く[2017年版]

     

    中国の株式指数は伸び悩み

    中国経済が楽観視できる状況ではないというのはわかっていただけたと思います。

    案の定、株価指数はぱっとしません。

    (世界経済のネタ帳より)

    4/23現在の上海総合指数は3068と、3000を少し超えた水準で停滞しています。
    米国をはじめとして先進国では株価が軒並み上昇していることを考えると、伸び悩んでいると言えますね。

     

    中国株投資を考える理由

    高配当銘柄が多く存在している

    にもかかわらず、中国株投資を勉強しているのには理由があります。

    その一番の理由がこれです。高配当銘柄が多いこと

    銘柄数だけではありません。米国株だと高配当銘柄でさえ利回り5%台が限界ですが、中国株だと配当利回り5~7%の銘柄などもそれなりにあります。

    さらに近年は特別配当もそこそこ行われており、昨年の配当利回りが20%(!)のようなお化け銘柄も存在します。

    米国株と比べて歴史が浅いですし、いかんせん共産主義体制なので何があるかはわかりませんが、市況さえよければ米国株以上にリターンもあるのが中国株の魅力です。

    旅行して中国の若さを感じた

    2018年4月にわたしは上海に旅行に行きましたが、中国経済は決して悪くない、むしろ日本より勢いがあると感じました。
    (参考記事)2018年春上海旅行1~真夜中のピーチ便

    インフラは都市部を中心に年々着実に整っていますし、観光地に観光客もたくさんいました。
    地下鉄などに乗っていても日本より明らかに若い人が多く、蘇州や杭州などの地方都市にも多くの人が行き交っていました。

    技術の進歩もめざましく、レンタサイクルは至るところにありますし、アリババ、テンセントによるQR決済も進んでいます。

    決して経済が減速しているようには感じませんでした。

     

    GDP6.5%って高成長では?

    中国は2018年GDP目標を6.5%と定め、安定成長路線にシフトしようとしています。

    しかしながら、冷静に考えて中国のGDP6.5%成長というのは非常に高い数字です。

    日本のGDP成長率は年0.5%、好景気に湧く米国ですら年4.0%の成長率です。

    もちろん、リスクは数多くあります。
    民間債務の問題に加えて、トランプ大統領による関税導入案には注意が必要ですが、株価上昇の余地はまだまだあるのかな、という印象です。

    おわりに

    今回は中国株について紹介してきました。

    ちなみに中国株投資を検討されるのであれば、ぜひこの本を買ってみてください。

    中国株四季報みたいな本なのですが、1冊買ってみると中国株がどんな感じなのか具体的にイメージできるようになります。
    (ちなみにわたしはこの本なしで中国株投資はできない…というくらい愛用しています笑)

    以上、ご参考になれば幸いです。

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