どうもー。
6/4はゲームストップ(GME)の決算日でした。
ゲームストップは私のポートフォリオの一角を占める超高配当株のひとつです。
が、
gme無配に転落。被弾オワタ(^o^)
— ヒツジノブナガ@銘柄研究中 (@hitujinvng) 2019年6月5日
超高配当株が一気に無配当株になりました!!
株価もマイナス30%!
完全に心を折られました( ;∀;)
今日は反省会的な感じで、直近の動向と決算を見つつ記事を書こうと思います。
ぜひ、参考になれば幸いです。
小売業界はアマゾンショック中
まず、現在の外部環境を簡単に説明します。
ゲームストップは米国を中心に展開しているゲームショップです。
ゲームショップは小売業ですが、米国の小売業はアマゾンに鬼のように攻められ、ほとんどの小売業が決算悪化中です。
そのなかでも特にゲーム店は悲惨で、すでにトイザらスの米国法人が倒産にまで追い込まれました。
ゲームストップはトイザらスと同じくアマゾンショックから逃れることができず、決算が徐々に悪化していましたが今回トドメを刺されました。
2019年1Q決算
今回公開された決算を見ていきましょう。
売上高は前年同期比マイナス13.3%。店舗の売上高は米国でマイナス10.2%。それ以外でマイナス10.4%です。
1株利益もとうとう0.30ドル(調整済み)から0.07ドルに下落。
昨年までの四半期配当実績の0.38ドルを大きく下回る水準になってしまいました。
前年の決算も一昨年より悪化していましたが、さらに状況が悪化。無配転落という流れです。
決算が悪いのは知っていた
言い訳になりますが、今期の決算が思わしくないことはわたしのなかですでに折り込み済みでした。
それでもなぜ処分しなかったかというと、今すぐに売る必要はないと悠長に構えていたからです。
コンセンサス予想では2年間は配当維持って予想だったんやー😢😢CEO交代したときに売るべきだったか😭😭
— ヒツジノブナガ@銘柄研究中 (@hitujinvng) 2019年6月5日
アナリストの予想では内部留保から2年間配当が払われると予想されていました。配当をもらってから売るなり煮るなり好きにしようと考えてましたが、
考えが甘すぎましたね。
ちなみに新たに就任したCEOのDan DeMatteoは無配転落について、このように声明を述べています。
配当を維持すると年間157百万ドル(160億円)のキャッシュが流出してしまいます。
将来の変革に向けて資金を活用したほうがいいのは自明でしょう。
教訓|配当目的で投資してはダメ。
今回の教訓です。
反省点はいろいろとありますが、配当が主目的になっていて、決算を軽視していたことが一番の元凶です。
決算が発表されるまでずるずる株価が下がり続けていましたが、売るという選択肢を毛頭考えていませんでした。
さて、今回の決算をどのように考えるかですが、マクロ環境や会社の今後の戦略によっては決算がダメであっても保有する価値のある株はあると思います。
しかし、今回はそのパターンには当てはまりません。
株を処分するのか、経営陣を信じて保有し続けるのか。もう一晩考えようと思います。
今日は以上です。
(参考記事)Gamestop(GME)の銘柄研究|店舗数、売上、キャッシュフロー