どうもー。
お正月休みを利用して1本映画を観てみました。
それが安藤サクラ主演の「百円の恋」。
第88回アカデミー外国語映画賞の日本代表です。
2014年公開の少し古い映画ですが、映画を観て感動してちょっと泣いてしまいました。
感情を揺さぶられてしまったので、今日はレビューを書きたいと思います。
社会的底辺≠人間としての底辺
物語の概要はこんな感じです。
安藤サクラ扮する主人公はニートで32歳。圧倒的負け組。
離婚して実家に戻ってきた妹と喧嘩したことがきっかけで、家出して百円コンビニで働き始めます。暮らしぶりは決して華やかではありませんが、バイトや恋や趣味を経て少しずつ成長していきます。
冒頭は正直見るに耐えないような惨状です。
そのためでしょうか、序盤は社会の底辺を描いた映画なんだろうなと少し馬鹿にした感じで主人公を見ていました。
しかし、中盤になるにつれてその感覚は少しずつ変わっていきます。
負け組の人間が本気で勝負に挑んだら?
彼女はいろいろあって、ボクシングに夢中になります。
もちろん彼女はずぶの素人です。ニート上がりの32歳です。
しかし、努力を重ねることで最終的には対戦相手と試合を行うまでに至ります。
その試合がまた感動的で、心がアツくなる名勝負になっているんですよね。
ラストも印象的で、何とも言えない余韻を感じさせるラストになっています。
安藤サクラの演技が神がかっている
この映画は安藤サクラのための映画と言っても過言ではないくらい、彼女の演技力が光ります。
見ればわかりますが、本当に圧倒的すぎて、彼女の前には名俳優の新井浩文ですら霞んでしまうのですw
安藤サクラは「万引き家族」で観たときもすごい女優だと思いました。
万引き家族での安藤サクラの演技に惹かれて、それがきっかけで「百円の恋」を見始めたのですが、
この当時からものすごかったんですね。
(参考記事)【ネタバレなし】万引き家族が文句なしの神作品だった
正直言って、彼女の演技力だけでお釣りが来る映画だと思います。
そりゃアカデミー外国語映画賞の日本代表になりますよね。
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以上、ネタバレなしのレビューでした。
ちなみに「百円の恋」はAmazonで見ることができます。
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少し古い映画ですが、一見の価値はあると思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
- 作品名:百円の恋(日)
- 上映時間:113分
- おすすめ度:★★★★★