最近、Amazon Primeで「プーと大人になった僕」を観ました。
これが素晴らしい作品でした。
正直感動したというレベルを超えて涙が出そうになりました。
恥ずかしながら、今日はプーさんの映画についてアツく語っていきたいと思います。笑
映画を見る前はまったく期待してなかった。
実はこの映画、観たくて観たわけではありません。付き合いでいやいや観せられたというのが正直なところです。
ただ、映画を観はじめると一瞬でただの子供向け映画ではないことを悟りました。
この映画、大人の苦悩やジレンマがうまく描かれていれかなり重層的な作品です。
仕事と家庭は両立できないもの?
この映画の主人公は大人になったクリストファー・ロビンです。
小さい頃はプーさんや他の愉快な仲間たちと楽しく遊んでいましたが、それも今は昔の話。
現在は妻と一人娘と三人家族で生きるために必死に仕事をしています。
クリストファー・ロビンの世界では仕事とはしんどい/つらいものです。
クリストファーロビンは中間管理職のようなポジションで、意地の悪い上司から無理難題を押し付けられます。
本来なら「無理なものは無理」と言いたいところ・・・ですが、クルストファー・ロビンにも生活があります。
家族を守るために無茶な仕事にも必死に食らいついて仕事をするのですが、
その結果として家族との約束をすっぽかすことになってしまい、それが原因で家族との溝が深まっていくのでした。
大人の世界と子供の世界
そんな世界に舞い降りたのが、少年時代に遊んだ純真無垢なプーさんでした。
プーさんは少年時代のクリストファー・ロビンと心と心で結びついています。
しかし、悲しいかな。プーさんのなかのクリストファー・ロビンは少年時代で止まっています。
プーさんは少年時代の関係と変わらない感じで語りかけますが、クリストファー・ロビンはいい年をした大人です。
もはやまったく会話が噛み合いません。
日々忙しいクリストファー・ロビンはプーさんに冷たい対応をとってしまいますが、ひょんなことからプーさんの世界に再び入っていくのでした。
その世界に入ってクリストファー・ロビンは「自分にとって本当に大切なものがなんだったのか」を思い出していきます。
おわりに|幸せとは何かを考えさせられる
以上が映画の前編の前編くらいです。
ここからさらに展開があって、さらには後編もあって、、、と語っていきたいところですが、
ここから先を語るとネタバレになってしまうので本編をご覧いただければと思います。
- 自分にとって何が幸せなのか?
- どういう風に生きたいのか?
大人になるといろいろと事情が重なったりして難しく考えてしまいがちです。
ですが、もしかしたら答えは意外とシンプルなのかもしれません。
はっきりとした答えはありませんが、なんかヒントをもらったような気がします。
「プーと大人になった僕」はAmazon Primeで観ることが可能です。
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仕事で疲れ気味の時などにぜひ観てみてください。きっと感じるものがあるはずです!
今日は以上です。
- 作品名:プーと大人になった僕(米)
- 上映時間:104分
- おすすめ度:★★★★★