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2日目は縄文杉へトレッキングへ行ってきます。
2日目〜縄文杉トレッキングへGo
早朝3時半に起床。
4時すぎにバスが来るので、急いで支度をしてバスに乗ります。
バスに揺られること、小一時間。ようやく登山口に到着です。
真っ暗の山道は揺れが激しく少しだけ酔ってしまいました。
酔いやすい方は酔い止め薬を飲んで行ったほうがいいです。
集合場所はまだまだ真っ暗。
トイレ休憩を挟んで、朝ごはんのお弁当を食べます。
これからハードな山道なので登る前にしっかり食べます。
腹ごしらえも済み、いざトレッキング開始!
今回はガイド付きのトレッキングツアーを申し込んだので、地元のおじさんに案内してもらいます。
最初はトロッコ列車の線路の上を歩きます。真っ暗でしたが、徐々に朝焼けになってきました。
途中でいくつも橋があります。
ガイドさんによると、屋久島には花崗岩(かこうがん)が多いそうで、川には大きな石がいっぱい。
大きな石がごろごろしていて、なかなか不思議な光景でした。
ペース配分がわからないですが、ガイドのおじさんが適度に休憩を挟んでくれるのがありがたいです。
歩いていると、すこしずつ山も険しくなってきました。
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3時間ほど歩いたでしょうか。ようやくトロッコ道が終わりました。
次は約2時間、本格的な登山道です。登山道を2時間歩いた先には念願の縄文杉です。
登山道では勾配が一気に急になります。
手を使って身体を支えなくてはならなかったりと、なかなかハード。
ウィルソン杉
中は空洞になっていて、空洞がハートの形になっています。
一緒に歩いていたカップルたちが幸せそうな表情で写真を撮っていました。
まだまだ登山道は続きます。
余談ですが、登山道には倒木もたくさんありました。
長寿で有名な屋久杉といえども、1000年、2000年と生きる杉は決して多くないそうです。
倒木の上から杉が生えているところもあれば、他種の倒木から杉の木が生えていることもあります。
倒木の上に生える杉を二番杉というらしいです。生命の神秘を感じました。
さらに登っていると、世界自然遺産地域に入りました。
だいぶ登って来たことを実感します。
縄文杉まであと少しですが、いったん休憩してお昼ご飯タイム。
登山中のお弁当は格別に美味しい
ガイドさんがお味噌汁を作ってくれたので、それもいただきます。
身体が冷えていたのでこのお味噌汁は格別に美味しかった。
40分ほど休憩をとって山登り再開。
さらに登っていくこと数十分。
・・・とうとう縄文杉との対面です。
縄文杉
言葉や写真では表せない凄さです。
正直に白状すると、トレッキングする前は「縄文杉を見るだけのために往復11時間も歩くなんてなんかな」と思っていました。しかしながら縄文杉を目の前にして、自分の考えが浅はかだったことを悟りました。
縄文杉は往復11時間をかけてでも見る価値がある
なぜ世界中の人々がこぞって屋久島に来るのかがよくわかりました。
縄文杉を見たあとは、帰宅の路につきます。
帰りは行きより精神的には楽ですが、筋肉的には結構キツいです。
途中で足がつりそうになりましたが、持って来たお菓子を食べながら4時間半近くかけて登山口まで戻りました。
トレッキング、予想以上にいい経験でした。
屋久島に来たらぜひチャレンジしてみてください。
続きます〜。
(次回記事)【旅行記】屋久島旅行3〜島1周をドライブ