以前こんな記事を書きました。
この記事から半年経ったので、自分のFIRE観をアップデートしたいと思います。
結論としては【以前よりFIREに対して少しだけポジティブ】になっています。少しポジティブになった理由は【FIREすることで失われる社会性の面はなんとかなりそうと思ったから】です。
今日は自分のFIRE観について本音を話してみようと思います。
*この記事はダラダラ書いているので、多分有益な記事ではありません。ブラウザバック推奨です。時間が有り余っている方だけ先にお進みください。
自分のFIRE観について
まず自分のFIRE観について考えようと思います。
個人的には「今の仕事が嫌いだから1秒でも早く辞めたい」とか「FIREしてありったけの自由時間を満喫したい」という気持ちはあんまりありません。まず仕事はそこまで嫌いでもないし、FIREしてまでやりたいことも現状ないからです。
ただ(このままなんとなくサラリーマンを続けていて本当に充実した人生になるのだろうか)という一抹の不安があります。サラリーマンは戦力として認められるためには歯車になることが求められます。歯車である以上、自分だけでビジネスをできる人間には決してなれません。もちろん、歯車は歯車で重要で、それはそれで奥が深いのですが、人生の終盤に差し掛かった時に(本当におれの人生会社の歯車でよかったのか)と考えた時に、自信をもって答えられるのか少々疑問が残ります。
そう考えると、自分で切り開く仕事に憧れを覚えます。言い換えれば「自営業や士業で新しい世界に挑戦する」仕事に魅力を感じるというわけですが、だからといって「どうしてもやりたい」という仕事はないわけです。そうすると、「とりあえずFIREできるだけの資金を確保して退路を確保した上で新しい世界に挑戦するか」という気持ちになり、今に至っています。
実はもう2個かプランがあって「サラリーマンをやりつつ副業をはじめて軌道に乗ったらサラリーマン引退する」というもの。これも本命です。
最後は「仕事に生きがいは求めない」という割り切った生き方です。これぞFIREという考え方ですが、正直あまり魅力的に思いません。個人的にはなんだかつまらなさそうに思ってしまいます。
まあ、ごちゃごちゃ言いましたが、「いずれにせよFIREは検討する価値があるけどいろいろと考えないといけないよね」という感じです。
ここからは具体的にFIREしたときのことを各項目ごとに考えていこうと思います。
FIRE(セミリタイア)の検討
資金面と時間面は両方に課題あり
まずはFIREの資金面について。一番重要なのに前回何も書いてませんでしたw
結論としては「今FIREするのは心許ない」というのが本音です。まあ極論資金面は覚悟の問題だと思います。いくら貯まっても不安は完全にはなくならないw
ちなみに我が家の場合、夫婦それぞれが毎月一定の金額+残業代の半額(だいたい20〜30万円)を入金する形式です。つまりこの金額を毎月入金できることが最低限のノルマになります。
「月20~30万円を未来永劫資産を取り崩さずに入金できるか」
という問いに対して「絶対大丈夫」とはとても答えられません。
もちろん、資産を取り崩す手もありますが、子供の教育費などの臨時出費まで考えると生活費のために取り崩したくないというのが本音です。
なので月20~30万円を確実に稼げる副業(および債券金利収入)の見込みなしではFIREするのはちょっと無謀かなと。
(配当収入を含めるという考えもありますが、個人的に議論あるところだと思います)
ということで、「まずは副業を育てていこう」というのが現状の方針となります。
次に「時間」面。
FIREすると大幅に自由時間が増えますが、自由時間は少なくすぎても多すぎてもよくないという研究があります。自由時間はだいたい2~5時間くらいが適量なようです。
https://nazology.net/archives/96452
今は子育て中なので全然時間がないですが、多分FIREしたら時間が有り余って、株や仮想通貨のチャートを眺める日々になりそうです。
チャートを眺めて1日終わるのは絶対勘弁w
なので、「やりたいことを明確に定めてからFIREする」必要がありそうです。そういう意味でも副業は都合がよさそうです。
育児家事の負担が増える問題もある
次に「家事」「育児」の負担についてです。仕事を辞めることで結果的に家事、育児の負担が増してしまう(それは嫌だ)という話をしました。これに関しては以前の議論から変更なしです。
やはりFIREすると「家事」「育児」の負担はどう転んでも増えます。子供は可愛いですが、手がかかって大変なのでここはボトルネックですね。
社会性はなんとかなりそう。
FIREにおける「社会性」です。これはコミュニケーション能力のことです。
どういうことかというと、FIREすると仕事上で他人と関わる機会が激減するので、コミュニケーション能力が欠如しそうという懸念です。
これは結構心配でしたが、「会社員の仕事以外でも社会性は獲得できるかも」と考えを改めました。
ひとつの案として、中小企業診断士協会に所属することで優秀な社会人とかかわりを持てたり、それ以外でも勉強会や自治会などに仕事以外でも社会性を保つ接点はもてそうだと思っています。副業でも仕事次第で他人と関わる機会はもてそうです。
というわけでなんとかなりそうと思っています。
結論
以上FIREの検討でした。結論を述べると「以前よりFIREにポジティブだけどまだまだFIREするためには課題が多い」です。
繰り返しになりますが、あくまでこれは僕の場合の話です。
そもそもサラリーマン適性がそこそこあるので「今すぐ会社辞めたい」って思うほどではないのもよくありません。
そんな感じです。FIREへの気持ちは日々変わっていくので、定期的に考えていこうと思います。
今日は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。